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枷を外され自由になった私の躰。疼いたままの躰は、もっともっと…と更なる快感を求め此処から逃げ出すという選択肢は私の頭からは無くなっていた。最初は恐怖と嫌悪感を感じたはずの私なのに、今では男に愛情を持ってしまったようだ。日常とは断絶された、この饐えた臭いのする四畳半で、何も考えずにただ快楽だけを求める日々。もう元の生活には戻れそうにない。いや、戻りたくないと願っているのかもしれない
